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とかく成熟産業だとか、カタイとか言われる電線業界ですが、まだやれるべきこと、やれることは多いと思います。
コードレスなど将来的に需要が減退するという中で、光ファイバケーブル、カード電線など新タイプの製品が出てきています。
メーカーとしては、その先の需要が読めるか、さらに新しい商品を開発していく姿勢が必要ですが、この面では開発コストが大きなものとなります。
とかく成熟産業だとか、カタイとか言われる電線業界ですが、まだやれるべきこと、やれることは多いと思います。
コードレスなど将来的に需要が減退するという中で、光ファイバケーブル、カード電線など新タイプの製品が出てきています。
メーカーとしては、その先の需要が読めるか、さらに新しい商品を開発していく姿勢が必要ですが、この面では開発コストが大きなものとなります。
一方で、これだけ技術革新が続くと、技術・製品の谷間ができてくる。
この数多い隙間を埋める商品の開発には、それほど多くの開発コストがかかりませんし、取引先のニーズに即応することができます。
そのためには我々も営業や生産の現場で、日常的に感じ、考えることが必要です。従業員のすべてがアンテナ人間でありたいと思います。従業員といえば、人手不足というコダマが返ってきそうな時代です。若い人が入り、そしてやめない会社というのはどういう会社でしょうか。
もちろんイメージの問題は大きいと思います。しかし、必ずしも一部上場であるとか、マスコミなどの派手なイメージばかりが全てではないと思いたい。
取引先の皆様とはもちろんですが、従業員の確保・定着にも必要なのは、コミュニケーションだと思います。
経営の立場の人間が、生産や営業の現場の、特に工場で働く地域の若い人たちにとけこむことが、当社のような規模の会社には必要です。もちろん待遇の向上も。
そして個々の従業員が狙える、生き甲斐を持って働ける、頑張れる会社であれば、すべての従業員がアンテナ人間になり得るし、製品開発にも大きな効果をもたらすでしょう。
そのときには、社会のニーズを逸早く対応できる体質が確立できると考えています。